2012年9月4日火曜日

森は海のお母さん② Vigo

 とっても間が空いてしまいましたが、ガリシア地方の旅行の様子をアップしていこうと思います。
Vigoへは、バルセロナから飛行機で約1時間30分ほどの旅です。飛行機といっても値段は65€ほど、やはり格安航空会社は値段の安さがすさまじいです。

 バルセロナの空港内。上から、カタラン語・英語・スペイン語です。

  (ここからは6月のお話ということを前提に読んでください。。。)
 スペインというと、暑くてー...太陽がさんさんとかがやいていてー...という想像をする方も多いのではないのでしょうか?しかしガリシア地方ではそれがまったく当てはまりません。

  しゃぶい...しゃぶすぎます。6月の東京より寒いです、そして雨ばっかりです。そんなわけで、旅行をする金曜日-日曜日はずっと雨、気分も盛り下がります。
 
  飛行機に乗ること90分、ビーゴの空港についてまず感じたことは「ここ、日本?」という感覚です。
湿った空気、6月特有の灰色のどんよりとした雲、うっそうと茂る深緑色の木々。からっとして太陽がさんさんと輝くバルセロナとは大違いです。


 空港から、市内へ向かうバスに乗るといよいよリアス式海岸が見えてきます。


  そして。。。
 リアス式海岸じゃーーー
写真の奥が入り江の方向です。ここまでうっそうと木が生い茂っていると、さぞかし海に流れ込む養分も多いのではないのかと思います。心なしか、海もすこしきれいな印象を受けました。少しみづらいですが、海面には貝の養殖イカダも浮かんでいます。

                       リアス式海岸の写真
↑大西洋を望む


   / ̄ ̄ ̄ \  ホジホジ             / ―   ― \            /   (●)  (●)  \            |     (__人__)      |   こんなへったクソな写真何枚も            \   mj |⌒´     /     見せられて誰得だお.........               〈__ノ              ノ   ノ
とか、思わず本場のリアス式海岸を堪能していただければ幸いです。
ビーゴはガリシア地方最大の漁港そして工業港をかかえる街とだけあって、海岸沿いは魚市場や工場が立ち並んでいてなかなかに活気がありました。またこの地区は古くから地元の漁師が住む地区であり、密集した家々や細い小道が風情を感じさせてくれました。





 海岸そばの雰囲気は素晴らしいのですが、それ以外にめだった観光スポットも無いようで良く言えば落ち着いた、悪く言えば何もない街でした。主要産業が活発なだけまだ良いのでしょうが。観光客らしい観光客もおらず、まったくアジア人を見掛けないのも驚きでした。日本人はめずらしいようで、道中ソニーの携帯が好きなおじちゃんに話しかけられて話がはずみ、車にのせてもらうという美味しい出来事もありました。 観光案内所にいったら、初めてくる日本人?だったらしくいろいろ聞かれました。そして、そこですすめられた観光スポットが.....

           こちら
 なんかの遺跡跡らしいですが、正直これがお勧めの観光スポットかと思うと....です。
          
 観光目的でVIGOにきてもあまり楽しめないと思いますが、リアス式海岸を見るつもりだったいかおとこには大満足でした。ですが、一緒に来ていた仲間が一言「震災前の気仙沼を見ているみたいで複雑な気持ちになる」と。確かに、街が持つ雰囲気(港町・豊かな自然・元気な人)が気仙沼に非常ににており(実際に言ったことはありませんが)私も少し複雑な気持ちになりました。いつかまた気仙沼がビーゴのように活気がある街にもどる日を願うばかりです。
 

 VIGO  (うまい人がとった)写真、出来すぎです
  

   
  そして、A Corunaへ行くためにVigoの駅にいったらこうなってました。




                                            つづく。。。 

 


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